SW EP7


ワタクシ3D映像に、思いっきり酔うタイプです。
アバター』で、途中からメガネはずして3重になったスクリーンで楽しんだ際に学びました。
SWも、せっかくなのに2Dです。



久々のシネマカテ、そういやブックカテもすっかりご無沙汰。
鬼のように読書してる*1し、映画もそこそこ観てるんですけどね。
長々と語るには稚拙すぎるので、サラッと。
あまりネタバレはしてません。













巷では悪評高いようで、あまり期待しないで行ったのですが、私は楽しめましたよ。
娯楽映画って、スカッと爽快であれば良しとしているので、懐かしいミレニアムファルコンとかスターファイターが超高速で飛んでるだけでほぼ満足。
ミレニアムファルコンの銃座からの連射って、見てるだけでもテンション上がりませんか?



あとはやっぱり、懐かしい顔ぶれの登場。
歳を重ねたハン・ソロとレイアとか、ルーク、C3PO、チューバッカたちの姿に、普通に感動しました。
言われているように『カムバック俳優の劣化がひどい』とは思いませんが、ハリソン・フォードの足取りがやや怪しかったのは事実。
見た目は充分に魅力的だったと思います。



それより気になったのは他のキャストたち。
主役のレイを含め、キャラが立ってる人物がいない気がします。
レイの相手役であるフィンも、見ててドキドキするような魅力がない。
旧作ではルークもハン・ソロも、特別イケメンじゃないのに、見てるうちに「きゃー、かっこいい!」って目がハートになったのに。
イケメンかそうでないかは関係なく、その人が発散するオーラのようなものが必要なのと、人物設定がイマイチだったと思います。
特に悪役の筆頭であるカイロ・レンが、とても残念な感じ、とだけ言っておきたい。
ぜんぜん感情移入できなかったのは、彼のせいばかりでなく脚本の問題とは思いますが。
唯一、レジスタンス軍の超優秀パイロット、ポー・ダメロンが良かった、光ってました、きゃーって思いました。




ストーリー的には、うーん…またそこ持ってくる?という感じの父と息子の葛藤なので、ここはちょっとなあ。
全体的に旧作のオマージュが散りばめられているのは良いんだけど、何か新しい発想はなかったのかなあ。
なんとなく「どこかで観たスターウォーズ」ってストーリーでした。




ま、でも本当に爽快感と懐かしい顔ぶれに感動はありますよ。
ただ、東宝シネマズが2000円をゴリ押ししてるのが一番腹立ちました。
次は長瀬くんの『TOO YOUNG TO DIE』です。

*1:仕事やめて暇です、はい。