イケメンは正義


いい歳してイケメンに心ときめくのって、悪くないと思うんですけどね。
うちの娘に言わせると「ばっかじゃないの」だそうです。
なので、たたみます。






新丸ビルに大好きなおそばやさんがあって、よく食べに行きます。
最近、若いイケメンのスタッフが入ったので(曜日によるのかもしれませんが)、そのたびにニンマリしていたのですが。*1
先々週のお昼、どうしてもおそば食べたいけど時間がなくて、カウンターに座って注文する時に「すみません、時間がないので蕎麦湯はなしで、おそばだけいただいたらすぐ行きます」と言いました。
この時のスタッフがそのイケメンくん。
笑顔で「そうですか、わかりました」と言ってくれて、私はいつものように美味しくいただいて「ごちそうさまでした」と席を立ちました。
ここまでは何ということもない、普通のお客とスタッフの会話です。




そして昨日のこと。
まつ毛エクステに行くついでに、またにおそばを食べに行きました。
時間が2時過ぎということでけっこう空席が多く、二人のスタッフもノンビリムード。


一番奥の席に座り「あ、あのイケメンいる〜。しかも今日はメガネかけてる〜。メガネかけたほうが好みかも〜」とか色々思ったのですが、注文を取りにきたのは女の子のほうでした。
でもまあ別に特にガッカリすることもなく「茄子味噌、冷たいほうで。普通盛りでいいです」と注文し、支払を済ませました。*2


その後iPhoneを眺めてぼーっとしていたのですが、そこへなんと!
目の前に例のイケメンが来て「こんにちは」と笑顔であいさつするではありませんか!
いや、この店に何度も通ってますけど、今までのスタッフから個人的にあいさつされたことはありません。
それが超爽やかな笑顔でしかもさりげなく「こんにちは」ですよ。
覚えててくれたぁああああああ!
もうもうもうもう私のハートが「ズキュ〜〜〜〜〜ン!」と打ち抜かれた音が確かにしましたよ!
ええ、盛大に打ち抜かれましたとも!


しかしそこは年の功、何ごともないかのような顔で「こんにちは。あら、今日はメガネなんですね」と冷静を装う私。
イケメン「そうなんですよ、ボク花粉症がひどくて。今日はメガネかけないとダメなんです」とのお答え。
その間も彼は仕事をしているので「あ〜、そうなんだ〜、お大事にね」と私。
それ以上はさすがに図々しいオバちゃんの私でも畳みかけませんよ、おとなしくしてましたよ。


で、いよいよおそばが出来上がって、イケメンが「茄子味噌です〜、どうぞ」私「ありがとう」と丼を受けって。
そしたら「あ、エプロン使います?」って。
私「あ〜、いや・・・」と一度断ろうとしてふと自分の胸元を見ると、真っ白なTシャツであることに今更ながら気づく。
そして「あ、お借りできますか?」と訂正。
笑顔で渡してくれるイケメン。
ぐわあああああ、幸せだぁあああああ。
喜びに打ち震えるハートを必死になだめて普通の顔してましたけど、心は舞い上がっております。
宇宙の果てまで飛んでおります。
たぶん目は『はぁと』。


でも、食べてる途中でイケメンが他のスタッフに「じゃ、これからちょっとお昼上がらせてもらいます」と言ってるのが聞こえたので「なーんだ、いなくなっちゃうんだ」とがっかり。
店の奥にいったん引っ込んだイケメン、たぶんエプロンとかはずしてお財布とか持って休憩に出るんだろうなあ、と思いながら素晴らしく美味のおそばを堪能中の私。
そしたら!
なんと!
しばらくして出てきたイケメンが、店を出る時に私に向かって「どうぞごゆっくり」って!
あの笑顔で!
わああああああ!
「あ、はい、今日はゆっくりできるんで、はい」と私も笑顔を返して。
もうねえ、ほんと最高。
いやおそばメインよ。
今までの100倍好き。


エクステ行く前にトイレに入って、何度もガッツポーズしたアホなオバちゃんは私です。
笑うがいいさ!
さて、再来週は『肉そば』にしようかなあ(浅はか)。

*1:顔の系統としては福山雅治系、もっと若くてちょっと甘いかな。

*2:ここは基本、席についてから注文と同時に支払いをします。時間帯によっては「ただ今の時間、無料で大盛りにできますが」と聞かれるので、先に「普通で」と私は告げてます。