お花見@千鳥ヶ淵


整体の先生オススメのルートで、お花見に行ってきました。
3月最後の土曜日、お天気は上々、暑いくらいの晴天。
あまりに気持ちのいい晴れだし、お花見のピークは「今でしょ」(ふる…)ということでちょこっと行ってみた次第。



まずは九段下の駅から、北の丸公園の中を通って、科学技術館の横から近代美術館工芸館のほうに向かいます。
向こう側には武道館の屋根と見事な桜が。*1
地味なルートのせいか、ほとんど人がいなくて絶景です。
途中まで階段や砂利道なので、お子さんやお年寄りにはちょっと厳しいかもですが。*2



途中、吉田茂像があります。
この辺りは、芝生の中に入ってお弁当を広げられるので、「来年はぜひ」と思いました。



近代美術館工芸館のほうに向かって行く間、北の丸公園の中はぽつりぽつりと何本か桜の木があり、人もあまり出ていなくてノンビリと散策できます。



見事なしだれ桜も間近で見られます。
ちらほらとではありますが、焼き芋やたこ焼き、ソフトクリームの屋台も出ています。
先日の河津桜と違って、白に近いピンク色の桜。
やっぱり私は、こっちの桜のほうがなじみ深い気がします。



そこを過ぎると『千鳥ヶ淵さんぽみち』という名の土手に出ます。
ここからは、向こう側の桜並木を遠方に見つつのお花見。
手前は首都高というミスマッチを楽しみながらの、そぞろ歩きです。



この土手、そこそこ人出はありますが、普通に歩ける程度で混雑はまったくしていません。
脇でお弁当を広げている人もいて、本ルートの満員電車並みの混雑とは大違い。
ここを200メートルほど行くと内堀通りに出て、そのまま迂回すると途中で戦没者墓苑の前を通ることになります。


せっかくだから寄って行こうということで、浮かれ気分を自粛しつつお参りしてきました。
広々とした敷地内に納骨堂である六角堂があり、献花ができます。*3
他にも昭和天皇御製の碑があったり、増設納骨室などもあり、厳かでひっそりとしたたたずまいです。


墓苑を出て千鳥ヶ淵のボート乗り場がある、いわゆる千鳥ヶ淵メインストリートに入ります。
ここからはほんとにすっごい人の波になります。
たくさんの露店が出ていたり、老若男女がいっぱいで、まともに歩くことも難しい感じ。
やっと靖国通りに出た時にはホッとしましたが、この通りも更に人が出ていて、九段下の駅までまた大変で。
このまま靖国神社まで行くと、更に賑やかでお花見の頂点となりますが、私たちはここで終了。


何年ぶりかで東京でお花見をしたので、とても満足でした。
しかも知る人ぞ知る裏コースだったので、ストレスなく歩くことができました。
それでもそこそこ人が出ていたので、来年あたりからどんどんこのルートも開発されてしまうかもです。
来年はお弁当持参で、おさんぽ道のソフトクリーム屋台でさくらソフトを食べるのが目標!

*1:エビも武道館公演できる日がくるといいなあ。

*2:周辺が工事中だったので、もしかしたら舗装されるのかもしれません。

*3:100円です。