『ジャッジ』で大笑い
またもワンコがお泊りに来ております。
お耳付きフードのツナギ服が可愛いので、寒い日のお散歩も楽しいです。
さて、『ジャッジ』が面白いと評判なので観てきました。
妻夫木くんと北川景子ちゃんの映画ってことは知ってたけど、私の大好きなトヨエツさまが出てらっしゃるとは!
最近のトヨエツさま、カッコイイけどどっかはずしてる役がいいですよね。
キンチョールのCMとかダイハツのCMとか見せた、あの顔でボケかます、という。
今回、妻夫木くん演じる広告代理店のクリエーター太田喜一郎の上司を演じてますが、これがほんと「サイテー」の男。
本編の中でも秘書の女の子に「サイテー」と何度も言われるほど。
そのサイテー上司である大滝一郎*1が「オレの代わりにサンタモニカ広告祭の審査員をやってこい」と言うムチャぶりを太田喜一郎にすることから、ドタバタコメディが幕を開けます。*2
そんな上司を、軽やかに演じるトヨエツさま素敵。
と、トヨエツさまを褒めてばかりいますが、ストーリーも演出も出演者も、とても良かったです。
意外な大物もちらほらゲスト的に出演していて楽しみ倍増だし。*3
年に一度の、CM大賞を決める世界的なお祭りに日本代表として、社運と自分のクビを賭けて臨む妻夫木くん、そしてパートナーとして付き添った北川景子ちゃん。
頑張るけど空回りする妻夫木くんが可愛いし、北川景子ちゃんがとっても美人!
そしてライバルの広告代理店の代表を演じる鈴木京香さんが、ほんといい味を醸し出してます。
妻夫木くんに色目を使うホモの外人さんたち、票を集めるために毎晩のパーティで裏工作をする外国人審査員たち。
そんな駆け引きを、グイグイ引き込む笑いを散りばめながらも、賞獲りレースのシリアスな裏側を描いています。
ちょっぴり強引なストーリー運びもあるけど、そこはドタバタコメディってことで許容範囲。
鈴木京香さん演じる木沢はるかがエントリした『TOYOTA』のCMが、実際に放送されていたCMっていうのも見どころでした。
実際、2006年にカンヌ広告祭でこのCMは銀賞を獲ったそうです。
このCMを私は知らなかったので、よけいに感動でした。
とにかく、体当たりで演技する妻夫木くんのはっちゃっけぷりと、それに負けないくらいの元気な演技を見せてくれた北川景子ちゃんに拍手。
あとは、あの顔あのスタイルで超怪しいおっさん上司を演じてるトヨエツさまを満喫。
なにせ、お膝の上に秘書を乗せてお仕事しちゃってるんだから!