那須高原への旅
暑いから高原に行こう!という時は、だいたい日光中禅寺湖の金谷ホテルに決めていたのですが。
今回は趣向を変えて、那須高原の小さな小さなホテルに行ってみました。
シンプル&ナチュラル&スタイリッシュなプチホテルということで、中庭はこんな感じです。
奥に見える白い屋台で、敷地内で採れたお野菜や果物を販売しています。
更に、レセプションルームでも販売してるお野菜たち、美味しそう!
そしてお安い!
客室棟のホールは小じんまりとしてるけど、くつろげる空間。
アート関係の本が多いので、洋書でもイラストや絵を眺めるだけで楽しい。
そして、コンセプトが「ワークショップ・レジテンス」というホテルなので、七宝焼きにチャレンジとか。
工房内の大きな作業テーブルで、インストラクターさんに手ほどきを受けながら。
私は直径1.5cmくらいの円形ピアスに挑戦したのですが、これが超むずかしい!
これはプロの先生の出来上がり見本なので、とっても素敵です。
手先が器用な娘は、ちょっぴり凝ったデザインを。
私の完成品、まあまあの出来?
なーんて、インストラクターさんに手直ししていただいての結果です。
とにかく、とても貴重な体験でした。
次回はガラス工芸に挑戦したいなあ。
そして、このホテルのもう一つの売りが美味しいお食事なのです。
なんとドレスコードまである本格レストランが二つも。
前菜、グリッシーニに添えてあるのは小さな生花なんですよ。
トマトのテリーヌとセロリ風味のパンと。
オリーブ、松の実、それと何か香りの良いお野菜のジェノバソース冷製パスタ。
ジャガイモのビシソワーズは定番ですが、ジュンサイや細かく切った野菜やが入っているところがユニーク。
メインのお肉は柔らかい子羊のシンプルなステーキに、後ろに写ってる何種類もの薬味がついてきます。
こういう食べ方もあったのか、というお手本。
魚料理は海老、帆立、白身魚をバルサミコ風味で。
バルサミコだけじゃなく、複雑なお味でした。
デザートは、なんと奇をてらったクリームあんみつ。
添えてあるプチガトーが嬉しい。
娘が選んだのは、桃のコンポート。
周りにジュレが散らしてあるし、バニラアイスクリームとの相性も最高でした。
もうお腹が破裂しそう、でも完食。
翌日はまったく違ったフルコースで、二日連続で本当に凝ったお料理を堪能できました。
ごちそうさまでした。
そして、ブッフェ形式の朝食はこんなにシンプル、そして美味。
レセプションルームでサービスされたアイスクリームは、ココナッツとミントのダブル。
これがなんと、イタリアで食べたジェラートと同じくらい美味しかったのです。
以上、食に関しても大満足な旅でした。
工房で売っていた小物は、どれも素敵でした。
ちょうど欲しかった箸置きをいくつか購入。
これも工房の作品で、手紬ぎ・手織りの麻生地にお香を詰めた『文香』。
中にはカワイイ5個のお香が、いい香りを漂わせています。
ラスト、何とも雰囲気ぶち壊しのお土産でスミマセン。
純和食派のうちの娘、お菓子類に見向きもせず駅の売店でコレを買ってました。
所詮、こんな人間です、とほほ。