みんな元気で


『絆』という言葉がさかんに使われていた時期がありましたね。
最近の私、歳のせいか『絆』みたいなもの、人とのつながりがますます大切に思えるようになってます。
家族はもちろんのこと、親しい友人や知人が病気になったりすると、とてもとても心配だったり。



10年来お世話になっているテニスコーチが、最近になって体調を崩しました。
人間性は決して好きではないんだけれど、テニスに関しては最初からなぜか気が合ったし、私のテニス人生を180度変えてくれた恩人でもあります。
ずーっと一緒にテニスをしてきて、今でもこのコーチに言われたひとことで「あ、そっか」とプレーが向上したりする貴重な存在。
今回、検査をした結果が良好ではなく、詳しいことは語ってくれませんが、ちょっと心配な状況です。
いつもお互いに軽口をたたき合ってる仲なので、すごく心配してるとは言いにくくって「私が現役でいる間は、ずっと面倒みてくれないと困るよー」と言っておきました。
これで充分通じたと思います。
私より一回りくらい若いんですもの、まだまだ元気でこのワガママおばさんにつきあってくれないと、ね。



そして今日、友人Iさんと珍しく二人きりでランチしました。
一時間半ほどじっくり話をし、もともと好きだったIさんのことをますます大好きになりました。
真面目な、固い話をしてるわけじゃないんです。
世間話だったり、家族の話だったり、テニスの話だったり、他愛のない話。
でも、Iさんと話してるとホッとするし、ゲラゲラ笑えるし、ホロリとするし「この人、本当にいい人だなあ」とつくづく思えるのです。
乳がんを患った時も、いつもと同じに明るくて淡々と事実を受け入れて、次に御主人がガンになった時も、お姑さんのお世話をする時も、ユーモアを忘れないIさん。
本当にすてきな女性です。
私もそんなふうになりたいな、なれるといいな。




昨日は、トールペイントの先生をしている従妹の展示会があり、表参道まで行って見てきたんですが、そこでも「こういう趣味は、自己満足だけじゃなくて人を幸せな気持ちにできていいなあ」って思いました。
私は自己満足のスポーツの世界ばかり、誰かの心を癒すことはできません。
もっと人生の修練を積んで、色々と達観して、全速力で走れなくなったら(笑)…「トールペイント教えて」って従妹に言おうと思います。
おこがましいですが、自分の負担にならない形、自然な形で誰かの心の灯になるのが余生の理想です。



展示会でなんとお土産までいただいてしまいました。
おかげで幸せ気分は2倍、いえ3倍に!



博多の『アルディール ARDEUR』というパティスリーのマカロンでした。
一緒に写ってるのは、展示会の招待状。
手前味噌ですが、本当に素晴らしい作品ばかりでした。




塩キャラメル、抹茶、木イチゴ、柚子、ジャンデューヤ、どれもとっても美味しかったです。
ごちそうさまでした!


追記:

スマホだと、画像の上下が逆になっている場合があるようです。原因は不明ですが、あちこち善処しています。ご了承ください。