エビとカツンとワタシ

先日、『少クラプレミアム』を久々に見ました。
もちろんあの『Red Sun』を見られるということで、何とも言えない偶然に感謝しつつ。
で、TVを見ながら色々なことが頭の中を駆け巡り、元KAT-TUNファンそして今A.B.C-Zファンとして日頃感じていることもありまして、今日はそれを書いてみようと思います。
エビへの苦言も多少はあるので、読みたくないかたはスルーお願いいたします。




ジャニーズ歴は、2005年初めのころが始まりです。
それまで「ジャニーズ?ははっ!興味ないし!」みたいなスタンスでした。
が、ドラマ『ごくせん』に出ていた仁亀を見て以来、なんとなく気になる存在になり…。
そこへタイミング良く『Mステ』にKAT-TUNが出演したんですよ。
それは、私にとってKAT-TUNの曲タイトルじゃないけど『晴天の霹靂』でした。
「え、この子たちごくせんに出てるあの…。え?え?こんなにかっこいいの?うっそー!」となったわけです。
何の迷いもなく次の日、『海賊帆』を買ってきました。
そして、家にいる間は寝る時以外ずーーーーーーーっと流して見てました。
このDVDのがものすごいセールスを記録してることは聞いてはいましたが、オープニングからもうアドレナリンが出まくって気が変になりそうだったことを今でも鮮明に覚えてます。
とにかく中毒みたいにリピが止まらず「誰か止めてー」って感じ。
わずか18歳〜20歳くらいであのキラキラ感、スピード感、ワイルド感は、他のユニットには今も表現できないと思います。*1
おかげで今でもうちの娘はKAT-TUNの歌ほとんど歌えます、ええ。*2


そのまま赤西ファンとしてヲタへの道をひた走り、「早くデビューしないかなあ、もうできないのかなあ」とヤキモキしていたところに2006年のデビューが決まったわけです。
そこから2009年の東京ドーム8日間連続公演の記録樹立をピークに、2012年に赤西くんが結婚するまであれやこれやとジャニヲタをやっておりました。
赤西ヲタのオフ会に参加したり、地方公演も行ったりしてて、今思えばよくやってたなあ、と。


A.B.C-Zを認識したのは、もちろん(その頃ははっしーいなくてA.B.C.の4人でした)KAT-TUNのバックとしてです。
KAT-TUNとNEWSが主演のDVD『SUMMARY of Johnnys World』(2004年)の中で、裏方としても大活躍してたこともよく知っていました。
でも…はっきりとファンになったのがいつごろからなのか、覚えていないし、どこのどの番組だったかもまったく記憶にないんです。
去年の春ごろに「ああ、あの子たちもデビューしたんだっけ」「あら、いつの間にかあの女の子みたいに可愛い顔だった橋本くんが入ったんだー」と感慨深かったのは覚えています。
その前に簡保のCMに郁人が出てて「あれ、河合くん何してんの?」って笑ったのもかすかな記憶。


その後なんとなくライトなファンとして数か月を過ごし、去年の暮れに『トニトニ』を鑑賞、今年は『えび座』『ファウスト』を観ての、今回コンサート初参戦となったわけです。
ワタクシ、ジャニーズのコンサートは数々参戦しております。
下の写真参照。





先日のエビコンは久々だったので、感覚が戻るまでにちょっと時間かかりましたが、やっぱりジャニーズのコンサートってオープニングからエンディングまでディズニーランド的な楽しさがありますね。
歌、ダンス、コント、MC、ファンサ、どれもアトラクションというかそれぞれに楽しめる。
そしてゲストがいた場合のサプライズもあれば最高。
ジャニーズの中でもユニットそれぞれにはっきりした特徴があって、演出がまったく違ってて、ファンでなくても充分に楽しめると思います。


中でもKAT-TUNのコンサートは、いやな言い方になってしまいますがお金がかかってる感がハンパないです。
TOKIOのようなバンドだと、武道館くらいの箱でオトナのコンサートという感じがするし、滝つばは美しくて小さい王子さま二人がきらびやかなムード満点で遊んでくれます。
NEWSもKinKiもV6も、特に誰のファンということでなくても、まんべんなく楽しいです。


そしてエビ。
正直、やっぱり一番地味ではありますね。
さっきも書いたように、興行的なお金のかけ具合が異なる事情もあるでしょう。
でも、だんだんと華やかさが増してきた感はあるのは嬉しい限りです。
過去のコンサートの様子はDVDでしか知りませんが、特に衣装はずいぶんスタイリッシュになったのではないでしょうか。
最盛期のKAT-TUNは、コンサートでの衣装を見るだけでも楽しみでした。
6人が凝りに凝ったゴージャスな衣装を何着も何着も見事に着こなしていて、そのセンスにうっとりしたのも懐かしい思い出です。


今回のエビコンでの不満と言えば、代々木はMCが少な目だったのと、やや単調だったこと。
まずオープニングは、もっと普通に盛り上がる曲を、バーン!と飛び出してきて歌って欲しかった。
例えば『HWG』だったら…なんて。
『Desperado』か『Like a Blow』みたいなダークな曲も入れて欲しかった。
更に言えば、ふざけるところは徹底的におちゃらけてコントとか入れたら、もっとメリハリができたんじゃないかと。
MCも「みんな座って聞いてー」って時間をとってけっこうグダグダと長めのMCをするのが普通だと思っていたんのですが、あまり充実してなかったような。
まあ、ここまで郁人の演出にダメ出ししてるみたいな書き方になっちゃってすみません。
あくまでも私の希望です、来年も絶対に行くつもりなので改革を期待しての独り言です。



私が今回のエビコンで一番盛り上がったのは、何と言っても塚リカ。
本当に楽しかったし印象に残ったし、バク転記録でも塚ちゃんのすごさを体感できました。
郁人のソロも今年はおちゃらけ路線でなくて、セクシーキュートな感じがとても良かったですね。
今回はお笑い担当が塚ちゃんソロになったので、必然的に郁人は違う雰囲気にしたのかな。
私としては、特にソロは普段TVで見られない姿が見たいんですよ。
少クラでふつうに見れちゃうような演出じゃなく、塚リカみたいな郁人のセクシーキュートみたいなとっつーのギターみたいな。
そういう点では、五関様とはっしーはちょっと残念だなあと思います。
もっと奇をてらっていいんじゃないでしょうか。
なんて、生意気言ってごめんなさい。


これからのエビは、どんな風に成長して行くのか、今とても気になっています。
冠番組も連続ドラマも終わるこの時期、今後はどうなるのでしょう。
せめてもう少しメジャーにならないと『少クラ』以外で補給できなくなってしまうのが怖いです。
個々の仕事でもいいけど、やっぱりメンバー全員で何かやって欲しいですね。
少クラプレミアムを見てると、KAT-TUNがのびのびと楽しそうにトークしたり旅をしたりしてて、何というか余裕を感じます。
一度頂点を極めたユニットは違うなあ、と思うのは私が元KAT-TUNファンだからでしょうか。
KAT-TUNは、どうしても他人と思えないんですよね。
遠い親戚のお兄ちゃんのような感じで、ちゃんとやってるかどうか気になる存在。
その点は、エビの5人とはまた違った感情です。


KAT-TUNは、メンバー脱退が相次いでも相変わらずコンサートは楽しいそうです。
KAT-TUNのように派手でオシャレで凝った演出のコンサートはエビには(予算的に)無理とわかっていますが、そのぶん何か彼ららしい圧倒的な『何か』を見せて欲しいと願っています。
なんと言ってもステージでの実績はあるんですもの。
KAT-TUNより地味だけど真面目で不器用なA.B.C-Zならではのパフォーマンス、ぜひぜひお願いします。
5人とも、噛めば噛むほど味のある好青年なので、もっと知名度上げないともったいない。



書いてるうちにとりとめない内容になってしまいましたが、私はA.B.C-Zが大好き!
チェリーズも佳境を迎えてるし、北海道も盛り上がりそうだし、そして次はMYOJOの沖縄写真だ!

*1:仁亀の腰がぶんぶん回ってたり(笑。

*2:今でもKAT-TUNのコンサートDVDはよく見てはウルウルしてます。だって、何度見ても飽きないんです。その点エビは…。愛がないわけじゃないんです、でもやっぱり何年たってもリピしたいのがKAT-TUNなんです。