検診マニア


サッカー元日本代表の松田選手が急性心筋梗塞で亡くなりました。
ワイルドでヤンチャな感じが好きだったので、ショックです。
しかもスポーツ中の急死、毎日のように激しいスポーツをしてる私にとって、これは怖いです。
動脈硬化とかの持病がないのに、珍しいケースだということですが。
ご冥福をお祈りいたします。



動脈硬化コレステロール値が高いとリスクが高い、これは常識ですが、スポーツ選手でまさかそれはないでしょうねえ。
かく言う私も、実は体脂肪が少なすぎて悩んでいます。
去年までは少ないながらも10%をキープしていたんですが、先日測ったら10を切っていました。
インストラクターさんなどに相談し、今はとにかく「食べる」「とにかくなんでも食べる」を実行しています。
もともとも体質が、痩せタイプなんですよね。
いくら食べても体重はあまり変わらないんですが、たぶん体脂肪は変わってると思います。
一ヶ月後くらいにまた測定する予定。



それとは別に、私はわりとまめにガン検診をする人間です。*1
まず、大腸は絶対にはずせません。
なぜかと言えば、6年前に初めて内視鏡検査を受けた時に直径2センチ近いポリープがみつかり、3日間入院しての切除手術を受けた経験があるからです。
粘膜層まで浸潤しているかどうかの検査も当然行われ、幸い表層だけにとどまっていたので大事に至りませんでしたが、どうも私はポリープができやすい体質なようで。
それからは、必ず定期的に内視鏡検査は受け、毎回小さなポリープを切除しています。
日本で一番痛くない、という専門クリニックで。
さすがに費用は4万円くらいかかりますが、ポリープ切除は保険の支払い対象となるので充分にカバーできます。



あとは、若い頃から胃痛を起こしやすい体質ということと、母を胃ガンで亡くしているので、胃の内視鏡検査も2年に一度は受けています。
昔でいう「胃痙攣」のような(そこまで強くはありませんが)痛みが、何ヶ月かにいっぺん襲ってくるのも怖いです。
胃潰瘍」の疑いを晴らすためにも内視鏡検査は欠かせません。
最近は鼻から入れる方法もありますが、管が細くて時間がかかるので、私は敢えて苦しみながらの口からです(笑)



それと、肺ガン。
これは仕事柄、結核の検査を義務づけられているので、年に一度はレントゲン検査をします。
時間もかからないし、費用も会社負担なので気軽に。



女性器系は、区民検診で2年に一度は子宮頸ガンと乳ガンの検査をします。
乳がんは触診+マンモグラフィで。
これは区民検診ということで500円くらいでできるのでありがたいです。



そして今回初めて、卵巣ガンの検査をしようと思い立ちました。
今まで一度も受けたことがなく、「沈黙の臓器」と呼ばれる卵巣(膵臓もそうらしいですね)もチェックしておこうかなあと。
で、実際に行ってみたら「この前の子宮ガン検診の時に、超音波エコーで卵巣に腫れがないことを確認してるんだけどねー」と女医さんに言われました。
しかも、卵巣ガンは短期間で一気に症状が出るらしく、定期的に検査をしても予測は難しいそうです。
もちろん自覚症状も、そうとう進んでからでないと出ないとのこと。
まあ、それは運命ですね、という結論でした。
せっかく来たんだから血液検査でマーカー値だけでも測りましょう、と言われて血液だけ取りました。
卵巣ガンは、マーカー値がはっきり高く出るそうです。




というわけで、まだ血液検査の結果は出ませんが、たぶん何もないでしょう。
いくら気をつけていても病気になる時はなります。
ただ、私は母が病院嫌いで、ガンを発見した時にはまったくの手遅れだったことがとても惜しまれるので、そういう意味での後悔はしたくないなあと思うのです。
決して長生きをしたいわけではなく、でもやっぱり苦しかったり経済的にも大変だったりする病気は早期発見して、できれば治してしまいたいなあと願っています。
若い人のガンも増えているとのこと、本当に怖いですね。

*1:年齢は内緒ですが、over40です。